2006年03月01日

赤瓦の廃屋付?売地の続き

kumaさん、ご質問ありがとうございます。
この場所は海からは300m位離れています。
この辺りは平坦な土地が続いているので、建物の高さしだいで
海が見えるのではないでしょうか。
小学校、中学校、高校が500m以内に揃っていて、公立病院もある
便利な場所です。(学校は統合の話があるようです)
海に近い物件は前回売地予告をしてある土地で、海から10mです。
次回書きますのでご期待ください。
海に近いというのはリゾート地としては魅力なのですが、自分が
住むとなるといろいろ問題はあります。(主に台風ですが)
まず塩害は相当ひどいと思います。
錆びやすい部分はまめに水洗いが必要です。
さらにその海が砂浜の場合は砂が飛んできます。
海に面したイーフビーチホテルでは、台風の後、雪国の除雪のように
除砂作業が行われています。
眺めのいい場所も魅力がありますが、眺めのよさは風当たりの強さでもあります。
頑丈な建物と十分な注意が必要です。
久米蔵の家でも根付が十分でなかった庭の木が根こそぎ倒されました。
塩害も風害も海からの距離と地形によりかなり違いがあるようです。
リスクはあってもリゾート地としての魅力を取るか、田舎暮らしで満足するか?
この赤瓦の廃屋が残っているのは、防風林や垣根の力があると思います。

赤瓦の廃屋付?売地の続き


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Posted by 株式会社久米島リゾート不動産 at 13:37│Comments(4)不動産情報
この記事へのコメント
 住まいを求める者には大変役に立つお話ですね。私は現在神戸市から700mくらい隣の、明石市の明石海峡にピッタリ寄り添ったマンションに住んでいます。数年前までは海まで6mほどでしたが、今は公園が出来海までは30m程でしょうか?ま、久米島ほどでは無いと思いますが、塩害はそれほどでもなく、台風時の波や風などの、もの凄さは身に染みます。
 久米島のタクシーの運転手さんに聴いたのですが「家を建てるならまずコンクリート作りを検討すべき、ただし材料などは全部島外からの搬入となるので高く付きますよ」とのことでした。コンクリート作りで1平方メートル当たり60万円くらいだそうです。が、実際はどんなのでしょうか?
 この写真で見るとやはり防風林や垣根の力も大した力だと感心し、流石、島の人の知恵だなと見ています。
 久米島の住みよいところは?島を東西南北に分けると、どの部分でしょうか?「北の方が涼しくて良いよ、夏はクーラーがいらん」という方がおられました。
Posted by 久 清一 at 2006年03月21日 15:38
沖縄ではコンクリートの家が多いですよね。
でも、築100年位の木造、赤瓦の家が残っていることを考えたら
作り方次第で木造でも大丈夫なはずですが。
残念ながら木造建築をする業者は沖縄ではごく少数です。
コンクリートの家は台風にもシロアリにも強いのですが、
暑さ寒さは直に伝わってきます。
書いてある建築費は1㎡当たりではなく1坪当たりだと思いますが、
私の聞くところでも坪当たり60万円~80万円かかるようです。

小さな久米島の中でも気候の違いは確かにあるようです。
北の方が涼しいということは、その分冬はちょっと寒いということです。
久米蔵の住まいは南の方ですが、夏の昼間はほとんどクーラーは
使いません。
風が通るような家を建てれば沖縄の夏はそれほど暑くないです。
クーラーを使うのは、夜窓を閉めてからですね。
沖縄には冷房も暖房も無い家がたくさんあるように、自然のままで
生きていけます。
Posted by 久米蔵 at 2006年03月23日 14:31
 ご指摘のように「1平方メートル当たり60万円くらい」は思い出せば「一坪当たり」の勘違いでした。
 これが高いのか安いのかは私には分かりませんが、80万円で50坪とすると4000万円。そんな値段ではとても手が出ません。いずれにしろ、今現在はいくら位するのか分かっていませんから話の埒は開きませんね。
 いずれにしろもう後には下がれない年齢です。よく考えたいと思います。

 島の中の気温の地域性については人それぞれに仰ることはその通りです。
 島の東西南北を数値で表現した物はありませんか?
島の北部では1月~3月の「平均気温は○度」それに「最高気温と最低気温」、4月~6月の「平均気温は○度」「最高気温と最低気温」と云うように数値で表したものがあれば、明確に分かりますね。
 「都市熱」というヒートアイランド現象はまず無いと言えるでしょう。これが無いだけ羨ましい世界なのでしょう。
 島の暮らしを願い、思いを馳せています。
Posted by 久 清一 at 2006年03月24日 20:19
島の中の地域による気温差はたぶん数値には現れないと思います。
久米島は那覇より寒いといわれていますが1月の平均気温差は0.1度。
冬の北風が強く吹く日は久米島は本島南部比べて1~2度気温の
低い日がありますが年間平均ではほとんど同じです。
久米島でも北斜面は冬は北風が強く当たり寒く感じ、夏は樹木が多い
北部では地表温度も上がりにくく涼しく感じるのではないでしょうか。
でもそれ以上に気にしたほうがいいのは、どんな家を建てるかでしょう。
コンクリートの箱型の家は壁が熱を蓄えるので、1階より2階が暑く
夕陽が当たる西側の部屋は夜になっても暑い。
コンクリートの平らな屋根より瓦屋根で屋根裏が有るほうが暑さ寒さを
和らげてくれるし、西日の当たる場所には日よけに大きな樹を植えたり。
大きな庇をつけるのも日よけ雨よけに沖縄ではとても有効です。
家の周辺がコンクリートばかりなのと、樹木や芝生が沢山あるのでは
やはり違いが出るでしょう。
昔の沖縄の家から学ぶことは沢山あります。
家を建てるときはいろいろ考えているときが一番楽しい時でもあります。
理想の棲み家を実現させてください。
Posted by 久米蔵 at 2006年03月26日 09:19
 
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