2007年03月29日
赤瓦の家再生中最終回
再生工事を続けてきた赤瓦の廃屋ですが、
ここで一旦最終回を迎えることになりました。
ここまでくれば、倒れたり、激しい雨漏りになることは
無いということで、オーナーは一度島を離れることになったのです。
もともとこの家はオーナーとその兄妹がお母様のために建てたもので、
今は別荘として使いながら近い将来お母様が住まわれるそうです。
オーナーは今まで働いて貯めたお金を使い果たしたので、
出稼ぎと勉強のために内地へ行くと言って旅立ちました。
建物の完成と旅立ちを祝って「おめでとう。」
室内はきれいになり、畳を敷けばすぐに住める状態です。
柱、梁、仏壇周りは100年位経つといわれる木をそのまま使っています。

屋根の修理方法も覚えたし、来る度に少しづつ手を加えるそうです。
目に見える変化がありましたら、またお伝えします。
最後にオーナーから一言、
「応援してくれた久米島の皆様、親戚友人知人の皆様、さらに旅の途中で
立ち寄ってくれた方々、ありがとうございました。
皆が危ないからやめろというのをどうしても再生するという自分に
協力してくれた建築関係の方々、ありがとうございました。
この記事を見て変な奴だなあと笑ってくれた方々、それでもうれしいです。」
再生前の家は樹木に覆われて、傾いた、まさに廃屋でした。


追伸。
この家の一部だった木材が、大工さんの手でこんなにすばらしい座卓になりました。

ここで一旦最終回を迎えることになりました。
ここまでくれば、倒れたり、激しい雨漏りになることは
無いということで、オーナーは一度島を離れることになったのです。
もともとこの家はオーナーとその兄妹がお母様のために建てたもので、
今は別荘として使いながら近い将来お母様が住まわれるそうです。
オーナーは今まで働いて貯めたお金を使い果たしたので、
出稼ぎと勉強のために内地へ行くと言って旅立ちました。
建物の完成と旅立ちを祝って「おめでとう。」
室内はきれいになり、畳を敷けばすぐに住める状態です。
柱、梁、仏壇周りは100年位経つといわれる木をそのまま使っています。
屋根の修理方法も覚えたし、来る度に少しづつ手を加えるそうです。
目に見える変化がありましたら、またお伝えします。
最後にオーナーから一言、
「応援してくれた久米島の皆様、親戚友人知人の皆様、さらに旅の途中で
立ち寄ってくれた方々、ありがとうございました。
皆が危ないからやめろというのをどうしても再生するという自分に
協力してくれた建築関係の方々、ありがとうございました。
この記事を見て変な奴だなあと笑ってくれた方々、それでもうれしいです。」
再生前の家は樹木に覆われて、傾いた、まさに廃屋でした。
追伸。
この家の一部だった木材が、大工さんの手でこんなにすばらしい座卓になりました。
Posted by 株式会社久米島リゾート不動産 at 14:23│Comments(6)
│島の家と生活情報
この記事へのコメント
毎日通勤の時にこの家の前を通っていたのでこんなに立派に再生出来るとは本当に驚きでした^^;
転勤になり島を離れ一ヶ月,完全に完成するまでの流れを楽しみにしていたのですが^^;
一通りの工事が終ったので一旦島を離れるとのコト,σ(o^_^o)が次に島に帰ってきた時はもっと見違えるような立派な豪邸?になってることでしょう^^
島に遊びに行く時はコメントに書き込みますネ~^^
転勤になり島を離れ一ヶ月,完全に完成するまでの流れを楽しみにしていたのですが^^;
一通りの工事が終ったので一旦島を離れるとのコト,σ(o^_^o)が次に島に帰ってきた時はもっと見違えるような立派な豪邸?になってることでしょう^^
島に遊びに行く時はコメントに書き込みますネ~^^
Posted by 沖縄人 at 2007年04月04日 23:51
沖縄人さん、こんにちは。
しばらくお見かけしないなと思っていたのですが、
転勤だったんですね。
転勤先でも頑張ってください。
久米島のことも忘れないで下さい。
この赤瓦の家について話す時は、最初の状態を
知っている方ですと盛り上がるんですよね。
現在の家を見たら、壊れかけた家を補修しながら
使っているようにしか見えませんけど・・・。
最初にこの物件の調査に来た時は、肝だめしの気分でした。
まさか人が住めるようになるなんて。
現在露出しているブロックも、オーナーが気長に壁の化粧を
するそうです。
数年後にはまた違う家に見えるかも。
しばらくお見かけしないなと思っていたのですが、
転勤だったんですね。
転勤先でも頑張ってください。
久米島のことも忘れないで下さい。
この赤瓦の家について話す時は、最初の状態を
知っている方ですと盛り上がるんですよね。
現在の家を見たら、壊れかけた家を補修しながら
使っているようにしか見えませんけど・・・。
最初にこの物件の調査に来た時は、肝だめしの気分でした。
まさか人が住めるようになるなんて。
現在露出しているブロックも、オーナーが気長に壁の化粧を
するそうです。
数年後にはまた違う家に見えるかも。
Posted by 久米蔵 at 2007年04月06日 17:10
わー、素晴らしい!!
実は私、本島南部で赤瓦の物件を探しているところです。
廃屋らしき家はたまに見かけるんですが、修復するのにいったい
おいくらかかるのかしら。。。なんて考えてしまいます。
実は私、本島南部で赤瓦の物件を探しているところです。
廃屋らしき家はたまに見かけるんですが、修復するのにいったい
おいくらかかるのかしら。。。なんて考えてしまいます。
Posted by at 2007年04月23日 12:43
赤瓦の家は、家主がきちんと手を入れていたかどうかによって、
修復費用はかなり違うようです。
屋根が抜けて瓦が落ち始めていたら修復はかなり困難です。
また、瓦はしっかりしていても、柱や梁がシロアリに
やられている事もあるので、買われる時は注意してください。
赤瓦の家は沖縄らしくていいですよね。
赤瓦の家をお持ちの方、
廃屋にしないで何とか利用できる方法を考えましょう。
修復費用はかなり違うようです。
屋根が抜けて瓦が落ち始めていたら修復はかなり困難です。
また、瓦はしっかりしていても、柱や梁がシロアリに
やられている事もあるので、買われる時は注意してください。
赤瓦の家は沖縄らしくていいですよね。
赤瓦の家をお持ちの方、
廃屋にしないで何とか利用できる方法を考えましょう。
Posted by 久米蔵 at 2007年04月26日 16:32
この連載(?)たいへん参考になりました~
本島の中北部で、古民家を探し始めたばかりです。
いいなと思っても、「もう取り壊すよ」と言われてしまっては
太刀打ちできない素人の女一人・・
でもどのくらいまで自分でできるか、家主さんとも相談の余地ありかも。
がんばってみます。
今後も民家再生のお話し、楽しみにしてますね。
本島の中北部で、古民家を探し始めたばかりです。
いいなと思っても、「もう取り壊すよ」と言われてしまっては
太刀打ちできない素人の女一人・・
でもどのくらいまで自分でできるか、家主さんとも相談の余地ありかも。
がんばってみます。
今後も民家再生のお話し、楽しみにしてますね。
Posted by もとい at 2007年05月13日 17:48
赤瓦に限らず、木造瓦屋根の家は長持ちするので
大切にしたいですよね。
取り壊す前に少しでも早く補修してくれれば、
まだまだ使える家はたくさんあるのですがね。
売る方も買う方も、古い家だからといって金額的に
評価しないのもすぐに取り壊す原因の一つでしょうか。
ちなみにこのブログにある下がり花のある家というのも、
木造の家をコンクリートで囲い直した家です。
家の中心の柱や梁は木造です。
リフォーム費用は、給排水や台所、トイレ、シャワーを
付けたり、大きな補修をしたりすると高額になります。
もといさん、家探しがんばってください。
大切にしたいですよね。
取り壊す前に少しでも早く補修してくれれば、
まだまだ使える家はたくさんあるのですがね。
売る方も買う方も、古い家だからといって金額的に
評価しないのもすぐに取り壊す原因の一つでしょうか。
ちなみにこのブログにある下がり花のある家というのも、
木造の家をコンクリートで囲い直した家です。
家の中心の柱や梁は木造です。
リフォーム費用は、給排水や台所、トイレ、シャワーを
付けたり、大きな補修をしたりすると高額になります。
もといさん、家探しがんばってください。
Posted by 久米蔵 at 2007年05月17日 21:36