台風被害

株式会社久米島リゾート不動産

2007年09月17日 10:17

不動産屋としてはあまり書きたくはないのですが、
今回の台風被害、ひどいですね。
ニュースで見た方も多いと思いますし、
インターネットでもたくさんの情報が流れていますが、

  自動車はあちこちに転がっているし


  電柱は折れているし


  知人の愛車2台も落ちてきた給水タンクに潰されて廃車
  電線が絡んでいるのも恐怖です


  シャワー中にいきなり壁が無くなったら・・・


さすがに屋根の無くなった家はかわいそうで載せられません。
台風が去った朝には、久米蔵の家の近くでも大木が転がっているし、
洗濯機、鉄製ゴミ籠、自転車、牛の飼料等いろんなものが道路上に。
ちょっと車で走ると、電柱は折れているし自動車は転がっているし。
ホテル、公共施設、自動車も窓ガラスが割れたりして観光にも影響が。
農業、漁業の方の被害はさらにひどい場合も。
風速62.8mのすごさ、島で育った人でも初めての怖さだったとか。
この台風が発生した時には久米蔵は所用で東京にいて、
台風は久米島に向かうものの、たいして大きくならない予報でした。
それがたった2日の間に予報に反して発達して、とんでもない強さになりました。
気象予報士が予想しない短期間での台風の発達、これも異常気象といえるでしょう。
幸か不幸か14日に東京から帰る時に、久米蔵が乗った便が最後で
以降の羽田発沖縄行きは全て欠航になりました。
帰ってすぐに台風対策をして恐怖の台風を迎えて、我が家の被害は
テレビのアンテナ位でしたが、丸一日停電に。
予想はしていたので懐中電灯を枕元に置いてありました。
台風被害を見ていて思うのは、やはり防風林はすごいということ。
同じように古くなった家でも、背の高いフクギに囲まれた家で
屋根瓦を飛ばされた家はほとんど見ません。
屋根瓦を飛ばされた家のほとんどはブロック塀でした。
防風林には風のスピードを弱める効果がありますが、
ブロック塀は風の方向を変えるだけで、スピードを変えることは出来ません。
一番沖縄らしいのは木造瓦屋根に防風林がある家ですが、
防風林、垣根とか木造建築物には手入れが必要で費用の問題もあり、
木造瓦屋根の家の新築は大工さんも少ないことからほとんどありません。
台風を考えるとコンクリートの家を選んでしまうのが現在の沖縄です。


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