続 赤瓦の廃屋付?売地
以前ご紹介した「赤瓦の廃屋付?売地」は
成約いたしました。
ご紹介した時はこんな感じでした。
それが雑草や雑木を取り除くと・・・
となりました。
こちらから見るとまだ使えそうな家に見えますが
裏から見ると屋根が崩れ落ちています。
この物件を買われた青年は、この家の瓦や柱の使える部分を
材料として家を再生しようとしています。
私も含め周りの誰もが不可能だと言っているのに
本人は「崩れてもいいからやるだけやってみる。」と言うのです。
男の夢というかロマンというか。
確かにこの家は昔のすばらしい技術で出来ていて、
柱や梁は木に切込みを入れて繋いであり釘は使っていません。
木の種類によって、白蟻にやられてスカスカのものと、
全く大丈夫なものがあります。
土台は石を置いてその上に柱を乗せてあるだけです。
よくこれで100年近く倒れずにいたものです。
ただし、屋根はどんどん落ちており、この場所を知っている方も
決して中に入ったり近づいたりしないでください。
かなり危険です。
もちろん不法侵入にもなりますから。
何年かかるか分かりませんが、家が再生されて、
この記事の続きを書けることを期待しています。
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